実は、銀行カードローンは激甘だったという事実がありました。誰もが消費者金融の方が銀行よりも審査は甘いとされていましたが、最近は銀行カードローンの融資額が激増した上に、債務整理の自己破産者が急増しています。
 

銀行カードローンの実態

銀行カードローンの審査では、属性を重視すると言われています。安定した職業で、信用情報に金融事故の大きなものがなければ、比較的簡単にカードローンを作れます。

銀行店舗内の無人契約機を使えば、インターネットで申込、そこでカード発行も即日OK。楽天銀行カードローンなどもネット銀行もインターネット完結で、銀行口座があれば1時間ほどで入金までが完了します。

大手銀行もここ数年、カードローンに力をいれてきました。ただし、自営業者や中小企業、パート、アルバイトの場合の銀行カードローンの簡単キャッシングと言うのは厳しい審査の壁があります。
 

激甘審査はこれから

一度作った銀行カードローンでは、完済実績があればすぐに増資が可能です。消費者金融にある総量規制がない、総量規制対象外の銀行カードローンは300万円まで所得証明書もなく、低金利です。利用者の収入に対応だけではなく、完済していたら、ワイドに限度額を増やすことができます。

審査申し込みはいろいろ言われていますが、過去の実績でパスしてしまうこともあるとか。限度額が大きくなれば低金利ということで、利用者は増加していました。
 

大手消費者金融では総量規制の壁

一見、審査も激甘と言われた大手消費者金融ですが、年収3分の一を超えるキャッシングは絶対に無理。完済実績からの増資も厳しい審査が続きます。

もう借りられないということで、銀行カードローンも持ってしまうことも多いですが、総量規制対象外、収入の安定で、激甘審査が実現しています。
 

金融庁からのお達し

ここにきて、銀行カードローンの横行が金融庁の目に止まりました。インターネットで申込ができる大手銀行のカードローンは、限度額と審査内容の見直しが始まったようです。

表面的には厳しい審査でしたが、ブラックを生む激甘審査の改善が求められています。憂慮しているのが専業主婦です。唯一銀行カードローンだけが収入証明書もなしで作れたのですが、ここにきて暗雲が立ち込める事に。

審査基準がどう変化するかは具体的な事案はないのですが、実は銀行カードローンは審査が甘いということはなくなるのでしょう。高収入者だけが得をしていたとの口コミもありますが、ブラックリストになってしまうのなら、元も子もない話です。

大手銀行グループの今後の動き、消費者金融業界の引き締めなどが注目されます。正規消費者金融の激甘審査の変化などは、中堅消費者金融などにも影響が出ます。

また、マイナー銀行などはカードローンで儲けていたとの口コミ、闇金の増加など、さまざまなことが起こってきそうな予感もあります。では、今のうちに激甘銀行カードローンを作っておこうか？もう遅いかも？